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デジタル回線(でじたるかいせん) digital line

デジタルはすべてを「0」と「1」だけで表現します。たとえば、0と1の間には、0.53などの数字が本来ありますが、デジタルはその中間の値を認めません。すべてを「0」と「1」のどちらかで表現します。コンピュータで使われる表現形式をあらわします

デジタル回線とは、音声がデジタル信号に変換されて通る回線のこと。声や絵などの情報を、0と1の数字で表した、はっきりした信号のことをデジタル信号という。たとえばデジタル時計では、針が連続して動くアナログ時計と違って、時間がはっきりと表示されている。デジタル信号はコンピュータの扱いやすい信号だから、情報を速く送ることができたり、きれいに保存できたりする。代表的なものはISDN回線
は行
光ファイバー(FTTH)(ひかりふぁいばー)Fiber To The Home
光ファイバー(FTTH)とは、これまでの電話回線ではなく、光ファイバーによって実現されたブロードバンド。光ファイバーというのは、非常に細いガラス繊維のケーブルを厳重に包み込んだケーブル。データは光に変換され、安定した状態で通っていくことができる。現在、ADSLの通信速度が最大下り24Mbpsなのに対し、光ファイバーなら最大100Mbpsの速度を持っている。もちろん、電話回線のように、距離やノイズによる影響もない。現実に、光ファイバーは、国際電話やインターネットの基幹ケーブルとして、太平洋の海底に敷設されている。光ファイバーは大容量の情報をストレスなく伝達することができるので、インターネット接続だけでなく、映像・音楽・音声などさまざまなサービスが快適な環境で楽しめる。また、光ファイバーは現在のインターネット技術で提供できる最も高速かつ安定したブロードバンドの大本命の接続サービスだ。ADSLはご利用場所がNTT収容局から遠かったり、フレッツ・ISDNを使っている環境が近くにあると速度が低下したりと周りの環境が大きく影響するが、光ファイバーなら距離や周辺環境の影響を受けないので、常に安定した高速通信が楽しめる。
比べてみよう
CD1枚を700MBとし、各回線でダウンロードする際の時間比較。
回線種別 回線速度 時間
ISDN 64Kbps 約24時間
ADSL(1Mbps) 1Mbps 約100分
ADSL(24Mbps) 24Mbps 約4分
光ファイバー(FTTH) 100Mbps 約1分
プロトコル(ぷろとこる) Protocol
ネットワークにおいてコンピュータ同士が通信を行ううえで、相互間で決められた「約束事」。
例えば、日本人のAさんとイタリア人のBさんがいて、イタリア語のわからないAさんは日本語、日本語のわからないBさんはイタリア語で会話すると、コミュニケーションは図れない。お互い理解できる英語で会話すると、コミュニケーションが図れる。この時、英語で話すという約束事が「プロトコル」にあたる。
ブロードバンド(ぶろーどばんど) Broadband 
光ファイバやADSLなど、高速でたくさんの情報を送受信できる回線のこと。 ブロードバンドを日本語に訳せば「広帯域 = 幅が広い」となる。幅の広い道では一度に多くの自動車が通行できるように、ブロードバンドでは短時間で非常に多くのデータを流すことができる。今は続々とブロードバンドが普及して、音楽や映像などの大きいデータもスムーズに送れるようになってきた。しかも月々の料金が定額=常時接続が可能になるので、快適にインターネットを利用することができる。 アナログモデムを使った通信や、ISDNによる接続はブロードバンドには含まれない。ブロードバンドとは『理想的なインターネット環境』を実現するもの。





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