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(えーでぃーえすえる) Asymmetric Digital Subscriber Line |
ADSLとは、一般家庭に引かれている既存の電話線を利用した、音声通話では使わない帯域でデータ通信を行う高速データ通信。「非対称デジタル加入者線」の略称で、「非対称」というのは「上りと下りの通信速度が異なる」という意味です。例えば24Mbpsサービスの場合だと、理論上の数値は下りが〜24Mbps、上りが〜1Mbpsになる。電話とインターネットを同時に利用することができる。ADSLが使っている周波数帯は電気信号の劣化が激しく、電話局からの距離が遠くなると通信速度が遅くなるためADSLで利用できるのは数kmの範囲に限定される。DSLと言う技術をつかって、電話をする時に使う電話回線で、声や音などを送る部分とは別のところで、データや情報を送る。だから、今までの電話回線のままで、速くたくさんの情報を送ることができるようになった。ADSLはNTTグループの他にもいろいろな会社がサービスをおこなっているが、ほとんどが同じ料金で24時間インターネットにつないでいられる。 |
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(あいえすでぃーえぬ) Integrated Services Digital Network |
「総合デジタル通信網(Integrated Services Digital Network)」のことで、デジタル通信の国際標準規格である。ISDNは、1対(つい)の銅線で、2回線分使えるデジタル回線のこと。ISDNだと、インターネットをしながら友達と電話で話をしたり、2台の電話を同時に使える。NTTグループでは「INSネット64」というサービスでISDNの回線を使うことができる。ちなみに、アナログ回線と呼ばれている普通の電話回線と比べて、インターネットで通信するスピードも速い。 |
(あいぴーでんわ) Internet Protocol Phone |
IPは「インターネット・プロトコル」の略。インターネットで使用されるプロトコル「IP」を応用した技術「VoIP(Voice over Internet
Protocol)」を使って提供される電話サービスのこと。
従来の固定電話は通話ごとに電話間の回線を占有していたのに対し、IP電話はインターネットでのデータのやり取りと同じく、空き回線を選んで音声データを細切れにして送る方式を用いている。このため回線利用効率が非常に良く、低価格でのサービスを行うことが可能となっている。
また、距離と接続時間によって従量課金が行なわれる通常の電話網に対して、IP電話はインターネットと同様、固定料金制の原理を利用して実現されているため、例えば海外への通話も国内通話と同じ料金できるという特徴がある。
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(あなろぐかいせん) analog line |
普通の電話回線のように声や音などの情報をそのまま電気の波形で連続して伝えて行く回線のこと。アナログは、糸電話の糸が声の振動によってふるえることで声が伝わることや針で動く時計が連続して時間を示している状態にたとえられる。これは、時間という情報をそのまま電気信号に変えたものを伝えて、針を動かしている。アナログ回線に対してデジタル回線がある。
もともと電話や電話回線は音声というアナログ形式の情報をアナログ信号で運ぶためのものです。パソコンからでる信号はデジタル形式なので、インターネットを利用するためには、そのデジタル信号を一度アナログ信号に変えて電話回線にのせたり、電話回線からはいってきたアナログ形式の情報を、パソコンにわかるようにデジタル形式に変えなければいけません。それぞれを変換するための機器が、モデムです。
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